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おるとちのぶろぐ

新潟中越地震を期に発足した『災害ボランティアオールとちぎ』の情報発信ブログです。

雪かき道場 イン 木沢

2月11日~13日までの二泊三日の日程で、川口町木沢地区で開催された
中越防災フロンティアさんの主催の越後雪かき道場に参加してきました。
今回は、女性二人での参加。
思ったよりも早く到着したので木沢ハウスまでごあいさつ。
しかし、主は不在でした。スノーモービルを乗っていた方々と少しおしゃべりして雪かき道場へ
会場は、木沢の皆さんで運営を始めた“わたぼうし”(旧木沢小学校)です。
受け付けを済ませ、始めのミッションを済ませて体育館へ
今回の道場は、いつもと違ったプログラム。
豪雪地帯の冬に震度7の地震が発生したとの設定。
体育館内にテント設営。始めての方々が多かったようです。
設営後、ラジオで被害状況をつかみ地域のお宅の安全確認に行きます。
道が崩落した設定でかんじきを履いて雪の上を歩いて向かいます。
長靴だと埋まってしまう雪の上を、すいすい進みます。
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お宅の確認を終えてから体育館に戻り今度はお勉強。
師範代から雪国での基礎を学びます。
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その後は、外に出て実技です。
班ごとに師範(木沢の方々)がついてくれます。
小雪が降る中、かんじきを履いてグランドへ。
5年ぶりのかんじきだったので履き方を忘れていて師範に教わりました。
班ごとに分かれて、まずはスコップで階段作り。
一人ひとり造る班もあれば、班全員で協力して大きな階段を作る班も。
その後は、雪原に用意した風船を、スコップで掘った雪を投げつけるゲーム。
これがなかなか当たらない。みんな必死になっても当たらない。当たっても割れない。
おかげて体が温まりました。
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班ごとに穴を掘ったりしながら、楽しみながら雪と戯れます。
夕暮れになり、初日に講習は終了。冷えた体をかわぐち温泉で温まります。
温まった後は、師範の皆さんと一緒になっての夕食です。
木沢の皆さんが作ってくれた地のものを使った食事が並びます。
アルコールが入ったところで自己紹介タイム。
学生や社会人、今回は東京方面からの参加が多かったようです。
程良くアルコールが入った頃に雪かきカルタの開始。さすが“道場”です。
皆で絵札取りにはしゃぎます。
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講習二日目。
朝から実技です。班ごとに分かれて地域のお宅の雪かきです。
前日習ったことを思い出しながらの雪かきは、頭で考えるのと実際にやるのとでは勿論違います。
始めて雪かきする方々は、スノーダンプに使われている感じ…
雪を掘る前にどこに捨てるかを考えながらやっていくことが重要だと師範の言葉。
スコップやスノーダンプでどんどん雪を寄せます。
みるみる汗が噴き出します。
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私の班がかいたお宅はお寺でした。
住職にお茶をいただきました。
まきストーブの温かさを感じながら、住職から木沢の事や地震の時の事など伺います。
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昼に会場に戻ってお昼を済ませます。
午後からは、消防署員から救命救急を学びます。
有事に備えて、実際に人工呼吸や心臓マッサージを行いました。
最後に、AEDの操作も含めてのシュミレーションを行います。
救助する人・119番通報する人・AEDを見つけてくる人。
本番さながらの真剣な訓練でした。
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その後は、外でのかまくら作りと、中でのかんじき作りに分かれます。
私は、かんじき作りに参加。
しの竹をお湯で茹でて軟らかくし、すぐに鉄製の型にはめ込みながら丸くしていきます。
一瞬にして竹が曲がっていく様は、目を見張りました。
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丸くしたものを針金で固定し、ロープで編んで行きます。
師範がやるのを見るだけではわからなーい(汗
出来上がったものを見ながら、頭を使って作ります。
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なんとか出来上がったかんじきを持って外へ出ます。
巨大かまくらを前にみんなで記念撮影。巨大トトロも出来ました。
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今夜も温泉で温まり、夕食です。
ちょっとその前に体育館へ集合!
体育館には、臼ときねが。
木沢の餅は日本一!と胸を張って言えるという餅つきが始まります。
普通なら返し役がいるものですが木沢の餅つきは違います。
三人であっという間につきあげます。
こしのあるお餅がつきあがりました。やることすべてが隙がなく、
言葉を交わすこともなく流れるよう餅がつきあがっていく様は、圧巻でした。
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つきたてのお餅を持って夕食の開始。
お餅は勿論おしいのですが、ボリュームがあり、せっかくのおかずに手が伸びず…
食べたい!けどおなかいっぱいの状態。
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そんなこんなで午後作ったかまくらに火を灯します。
ロウソクの灯りの中でかまくらバーが出現。
でも皆さんの熱気でかまくらに亀裂が入りはじめバーは閉店。
戻った後も木沢の皆さんと歓談は続き、そして夜は更けてゆきました。

講習三日目。
二日目同様、午前中は雪かきです。
素晴らしく晴れわたり木沢の素晴らしい景色を堪能します。
日焼けが気になるくらいのよいお天気の下、雪かきをします。
前日とは違い、雪を運ぶ腕も格段に上がった参加者の皆さん。
汗をかきながら一軒のお宅の雪かきを最後まで行いました。
雪かき前
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雪かき後
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少し早めに終了して修了証の贈呈式です。
修了証の他に、木沢焼きやお餅のプレゼントもありました。
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最後に、震災後感謝の意をこめて行われるおかげ様感謝デーに張る黄色いフラッグを作ります。
思い思いをフラッグに込めて書きあげます。
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今回の講習は、雪かきの基礎を楽しみながら学ぶことができました。
雪かきした先のお宅での話で、木沢という雪深い地域ゆえ木沢を離れていく人も多いとか。
実際にお宅の庭から見える数件のお宅は空き家だという。「あそこにも3,4軒あったんだよ…」と。
今朝ほど、空き家の軒が雪の重みで壊れたそうです。
住む人にとっては厄介者である雪ですが、地域の恵みである山菜も雪があるからこそ美味しいのだという。
雪かき技術だけではなく、雪国に暮らす人々の生活を知る機会となりました。
雪かき道場で学んだ知識と技術を持って、雪に悩む地域のお手伝いをする人が増える事を期待したいです。

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最後に、中越防災フロンティアの皆さん・木沢の皆さん、大変お世話になりました。
  1. 2010/02/14(日) 22:36:30|
  2. 新潟中越地震

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