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おるとちのぶろぐ

新潟中越地震を期に発足した『災害ボランティアオールとちぎ』の情報発信ブログです。

木沢雪堀りボランティア 2010年 

 こんにちは(こんばんは)! 関口(嫁)です。今年もどうぞよろしくお願いします。

 先週末16,17日と、川口町木沢に雪堀りボランティアに行ってきました。今回は君嶋さんとその仲間4名、青木さんと私の計7名で、初参加の方もいました。経験豊富な二人に屈強な若者達と、なんとも頼もしいメンバーで栃木を出発しました。
 関越道に入ると山には雪が見え始め、谷川岳PAのあたりはもう白以外の色が見つけにくいようでした。
 
 川口町に到着しおなじみのラーメン屋さんで昼食。偶然、和南津そばの会などでお世話になっているMさんにお会いしました。わざわざ私達の席まで声をかけに来てくれて、続けて降った雪がかなり積もったと話されました。

 木沢地区へと上る道路は、3m近くの雪壁に両側を挟まれ、圧迫感がありました。青木号に同乗していた他のお二人は、昨年の冬も木沢へ来ていたのですが、雪があまりない年だったので、今回の景色には驚いたようです。
除雪されていないところはさらさらの雪に覆われていて、冬三回目の私にはどこがどこやら…。青木さんの運転は慣れたもので、ほどなくして木沢ハウスに到着。棚田のオーナー制度でもお世話になっている、平澤さんと息子さん、娘さんが笑顔で出迎えてくれました。地元の方にも久しぶりの大雪だったようです。

 やぎのめいちゃんにも挨拶をして、さっそく雪掘りの準備。スノーダンプやカクスコといった道具を、バーナーで暖め、雪がすべりやすいようにロウを塗ります。スノーシュー(現代版かんじき)をはいていざ出発!
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一人暮らしの年配の方のお宅へ。一階部分が雪に埋もれ、その雪の上を歩いていると、電柱の外灯が頭の少し上にあるという不思議な感じ。住んでいる方にはもちろん当たり前なのでしょうが、これほどの積雪に慣れていない私には、軽くめまいすら覚えるようでした。
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 家主さんにご挨拶をして作業開始。
まずは歩いてふみしめることで、掘った雪を運ぶ道を作る。そして、スコップで掘り出した雪をスノーダンプに乗せて運ぶ。すぐに熱くなって上着を脱ぐ。何往復かしてふと一人足りないことに気づく。あれ???
歩いて移動中に、少しだけ遅れをとった一名が迷子に! 白くそそり立つ雪壁はまさに迷路だし、初めての土地だし…
仲間が呼びに行って無事合流しましたが、本人は焦ったそうな。今後はきちんと確認をしなければいけないですね。
平澤さんの除雪機の力も借りて、1時間半ほどでそのお宅のお手伝いは終了。お礼の言葉に見送られて次のお宅へ。
 雪になれている君嶋さん、青木さん、そして若者4名もまだまだ元気で、移動中もにぎやかでした。途中、小千谷元気プロジェクトの「よりみち大学」のみなさんにお会いしました。「イグルー」というかまくらのようなものを、もう少しで完成させるところでした。少し見学させてもらいましたが、中に入ってみたかったです。
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 二件目のお宅は、80代の女性が一人暮らしをされていました。小柄な家主さんにご挨拶し、さあがんばるぞ!と見ると…
一階部分の周りは、人二人が通れるくらい、雪がきれいになくなっていました!その家主さんは、雪が降り始めてから、今後の降り方も考慮に入れて、毎日計画的に除雪されていたそうです。
当たり前のことですが、雪国で生まれ育った方にしてみれば、生活していくために当然のことなのですよね。
また、2階の屋根の雪下ろしを頼む際(私達はできませんが)、少しでもやりやすいようにと、はしごまでの道を雪の上に時間をかけて作られたとのこと。自分よりも高く積もった雪に、道をつけるコツを教えて頂き、お礼を言って終了となりました。何もお手伝いできませんでしたが、お話ができて良かったです。
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 夕方になって広がった青空を見上げながら、木沢ハウスへの道を上っていきました。明るいうちに、木沢ハウスお隣のお宅の雪堀りをしました。男性陣は交代で掘り上げていましたが、さすがに皆さん口数も少なく、黙々と作業されていました。気温も下がり、夕方の色が雪に映えてきれいでした。
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温泉で汗を流し、お風呂で迷子になった一名をみつけ、木沢ハウスへ戻りお夕飯。
カレー鍋と、地元のH夫妻差し入れのキムチで、冷えた身体にうれしいホット&スパイシーなメニュー。
ご近所からの煮物や漬物の差し入れもあり、しばし無言で食べたあとに自己紹介。
平澤さんのお話は、地震の時からのボランティアとのつながり、復興の道のり、木沢への思いなど、熱く伝わってくるものがありました。
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テレビでは、阪神・淡路大震災から15年ということで特別番組が始まり、皆さんそれぞれの思いがあったのか、画面に見入っていました。外では時おり、どさどさっと屋根から雪の落ちる音だけが響いていました。

 翌日の日曜日。午前中のみの雪掘りを予定していたので、早めに一件めのお宅へ。家主さんは80代の方で、そばで見ていてくださいました。二日目ということで、幾分スムーズな流れ作業になったようです。家主さんは腰を痛めてしまって、昔なら遠くまで雪を放ることもできたんだと、おっしゃっていました。
なぜ、私がお話しする余裕があったかというと、長靴だけでは雪にひざまで埋まってしまうので、ほとんど役立たずだったからです…。次のお宅でも埋もれて転がって、それだけで体力を使っていたような。家主さんはかんじきを貸してくれたりと、気遣ってくれました。
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最後にお邪魔したお宅では、平澤さんがスノーダンプのお手本を見せてくれたので、効率アップ。コツをつかんだのか、初参加の方も、気になるところの雪を片付けられました。
家主さんと平澤さんのと会話を聞いて、地元言葉の中に温かみがあるなあと思いました。

 木沢を後にして、昼には川口町本町通りのよってげ亭に寄りました。プレハブの休憩所だったところが、立派な木造の建物になっていました。
長テーブルに集い、食事をしたりおしゃべりをしたり、楽しむお客さんたち。
冷たい雪がふっていましたが、お店を出す人も、来るお客さんもあったかい笑顔を見せていました。
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大雪の木沢でしたが、楽しみながら活動し、地元の方とお話もでき、また少しでも役に立ててうれしかったです。
一緒に活動した皆さんもお疲れ様でした。またよろしくお願いします。
                          関口

                          
  1. 2010/01/17(日) 22:08:39|
  2. 新潟中越地震

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