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おるとちのぶろぐ

新潟中越地震を期に発足した『災害ボランティアオールとちぎ』の情報発信ブログです。

高齢者・障がい者の防災講座

 11月21日土曜日、宇都宮市内の障がい者文化施設「サンアビリティーズ」で、防災講座が開かれました。主催は自立生活センターとちぎさんで、講師はわれらが矢野ボス。

 自立生活センターとは、障がいのある方が主体となって、障がいがあっても地域で自立した生活を送れるよう支援をされている団体です。今回は、高齢者や障がい者といった、いわゆる災害弱者自らが、生き延びるすべを考えるという画期的な内容でした。

 当日は約25名の方が参加され、車椅子を使用されている方や、聴覚に障がいのある方がいました。オールとちぎからは、菊池女史、関口(嫁)が参加しました。
DSCN0466oo.jpg

 まずは矢野氏の話からスタート。中越地震の被災時の写真や、兵庫県佐用町の水害で被災された方の話を織り交ぜながらの1時間。途中、地震でライフラインがとまり、火災・けが人が出たことを想定して、簡単なシミュレーションを行ったりもしました。
 ある参加者は「いつも飲んでいる薬は、避難所でも手に入るのか」と心配されたり、聴覚に障がいのある方は、停電になったらもう怖くて身動きできないと話していました。


 休憩をはさんだ後は、数名ずつに分かれてのグループワーク。
① 自宅(自室)からの脱出・救出
② 避難所までの逃げ方(ルートや誰に助けてもらうか)
③ 避難所での生活
これらの場合において、自分をモデルに、何が困難で、その困難を解決するために何が必要かを話し合いました。

 水やトイレ、防寒対策などは、どのグループでも真っ先にあげられました。
また、避難経路に物が散乱していたり、道路そのものが通れないなど、移動という点ではとても困難が多いこともわかりました。

 充電ができないことを考えて、電動ではない車いすを使ったほうがよいとか、おんぶひもを使ってかついでもらうなどの、具体的な意見もでました。共通して出た意見は、地域の人とのかかわりを普段から持つということでした。その方の暮らしについて事前に説明しておくことは、特に災害時にはとても役立つと思います。プライバシーの面でなかなか難しいとは思いますが…。


 日常的に人の手を必要とする立場だからこそ、気づくことがたくさんあると思います。そういった声を行政や地域に伝えることで、自身だけでなくみんなの防災や減災のヒントになるかもしれないですね。

 ぜひ、これからもこういった講座をもうけて頂ければと思います。大変勉強になりました。
 ありがとうございました。

                                          関口 
 
  1. 2009/11/24(火) 00:03:10|
  2. 新潟中越沖地震

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