FC2ブログ

おるとちのぶろぐ

新潟中越地震を期に発足した『災害ボランティアオールとちぎ』の情報発信ブログです。

能登の祭り 男の祭り 七尾のお熊甲祭り

9月20日に曜日に関係なく開催される能登半島、七尾市の祭り見物に
栃木より4名で、シルバーウィークの渋滞の中、能登に向かいました。

能登半島地震が起きたのは、2年半前の3月。
立て続けに日本海側で起きた地震。
その被災地に通い(ムライ氏)、能登の風土や人の取材から繋がった今回の祭りへの参加。
祭りと言えば、その地域の人達のもの。
地域の神仏や習わしなどにのっとり、その地域の五穀豊穣等を願って行われているもの。
全国でも、神輿の担ぎ手が足りずに祭りに参加することができない地域もあり、
祭り自体もなくなってしまうこところも出ているようです。
今回、参加させていただいた七尾市中島の小牧という地域も人手不足に
頭を悩ませていた地域でした。
そんな地域の伝統行事によそ者が参加してもいいのだろうか?
だれもが悩むことなのではないか?
しかし、地域の若衆だけでは成り立たなくなっている現実。
そんな地域の皆さんの声を聞き、参加させていただきました。

といっても私は一応女性ですので、男衆の担ぐ神輿や旗枠を見物する人。
各地域から集まった神輿などが17基並びます。
本当は19基あるものの、参加困難な地域があるようです。
DSC06914_convert_20090928234428.jpg
DSC06880_convert_20090928233628.jpg
DSC06875_convert_20090928233834.jpg
地域の神社にお宮入。
順番に、威勢のいい掛け声と共に、旗枠を揺らして入って行きます。
それぞれの地域には、1基の神輿に2基の旗枠。総勢50名程が祭りに参加します。
先頭、猿田彦神の舞を踊る人、太鼓や鐘のお囃子(?)、太鼓を担ぐ人、
神輿や旗の担ぎ手、旗枠を4隅で支える人、お神酒を配る人、
その準備や後始末をする人・・・すべて男衆が取り仕切ります。
見物する者には初めてのお祭りに、どうなっていくのか進行がわからない??ことが多く、
また、待つ時間もあり・・・
DSC06894_convert_20090928234105.jpg
DSC06905_convert_20090928234236.jpg
しかし、旗枠を振りかざす(?)動きには、圧巻です。
男衆の凛々しハッピ姿のみならず、1トンもの重い旗枠を担ぎあげ、天の神様の目にとまるよう
その重い旗枠を派手に振り回す姿は、心を揺さぶります。
見ている誰もが、旗枠が揺れるのを見ては、ハッと息をのみます。

DSC06916_convert_20090928234610.jpg
DSC06920_convert_20090928234942.jpg
神社に宮入した後、また朝出発した場に戻って行きます。
その場では、祭りのクライマックスが!
旗枠を見物客ギリギリまで倒します。
旗枠の先端でかつら(文金高島田)を触る仕草から“シマダ倒し(流し?)”と言うそうです。
観客の驚きの「あー」から「おー」という歓声へと変わるその時が、祭りの終演。
早朝から始まり、夕暮れと共に終わりを迎えるこの祭り。
男衆による独特の太鼓や鐘の音が、いつまでも七尾の町に響きわたります。

DSC06870_convert_20090928235201.jpg
この七尾の“お熊甲祭り(おくまかぶとまつり)”には、よそに出て行った人達も仕事を
休んで参加するのだという。
地域に根差した祭りが羨ましく思えました。
そんな祭りを支えている男衆。
そして、表舞台には出ないけれど、勇壮な男衆を影で支えている女性陣。
地域にお邪魔すれば、よそから来た私たちを、「よく来てくれたね~」と、
快く迎え入れてくれるおばあちゃん達。だれの顔も晴れやかでした。
地域の伝統行事に触れ、地域を守る、人の温かみを感じさせてもらいました。
悠久の時を超えて続くこの祭り。
地域を愛する心を改めて考えさせられました。
ありがとうございました。

  1. 2009/10/01(木) 00:15:38|
  2. その他地域

カテゴリー

カレンダー

03 | 2021/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

オールとちぎ事務局

Author:オールとちぎ事務局