震災から早いもので11ヶ月の月日が経ってしまいました。やっと耕英・花山地区に5月20日に避難指示が解除になるということで、被災地を訪問してきました。
メンバーは矢野、菊池、関口、徳山の4人です。
5月16日
まずはじめに花山地区仮設住宅を訪問してOさん宅に伺い話を聞くことが出来ました。
5月20日に避難解除はされるが、花山地区においては15件のお宅がが解除されないということでした。なぜかというと土砂崩壊や落石または川の水害にさらされる危険性が解消されない家屋または地区については避難解除が出来ないということでした。
耕英地区においても同じで耕英では3件のお宅が解除されないとのことです。
被災地の一般人の立ち入り制限は引き続き行われるので、ボランティアの現地支援も今までの規制を受けた中での支援が続くことになります。
まだ観光による収入が期待できない今、被災者が元の生活に戻るのにはまだ相当の時間がかかるのではと思います。
花山地区の仮設住宅を後にして岩ヶ崎の栗駒耕英支援の館に着いて夕食の準備をしていると、耕英の人達(耕英復興の会)が3人程訪ねてきました。
あの木村先生も当地に来ていて、早速皆で酒(またはお茶)を飲みながら座談会を始めました。

話の内容は被災地の20日以降の立入規制の状態について(基本的に一般の人は立入不可)
震災1周年イベントを6月13~14日にかけて行うこと。(とちぎの人にもイベントに来てもらいたいそうです。)
観光業が出来ないので復旧工事の工事関係者のニーズと耕英側の供給で支援的経済活動が可能か?などです。
5月17日
あいにく天候は朝から雨でしたほとんど天候の回復が見られないため早々に栃木県に引き返しました。
6月13日と14日に花山と耕英地区で震災1周年イベントが行われます。その様子は来月のお楽しみ。
- 2009/05/29(金) 15:20:37|
- 岩手・宮城内陸地震
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