12月1日「くりこま応援の会」において、
第2回復興に向けての意見交換会が開催されました。
オールとちぎから2名が出席しました。
平日だというの…って代休です。
夕方、花山地区の仮設住宅の様子を見に行きました。
途中、雪のかぶった栗駒山をパチリ。
花山地区には3か所の仮設住宅があります。
高齢者世帯にはスロープが設置されていました。
高齢者のいない世帯には、スロープはありません。
地区のおばあちゃんと話をし、北からの風が強くて寒いと聞きました。
北風が少しでもやわらげられるような風除の設置が望まれますが、
自費でやるしかないようです。
仮設があるあたりで60㎝ぐらい積もるようです。
応援の会に戻り、開始時間まで復興の会の大場会長と少しお話。
大場さんは、復興学会の木村先生との相談のやり取りがあるようで
木村先生から、「花山・耕英両地区でまとめて要望書を作った方が良い」といった
アドバイスを受けていました。
花山・耕英両地区の被災者の方々、宮城県社協、応援の会とが集まり意見交換会が始まりました。
しかし、栗原市社協が欠席との連絡。
何の言葉も出ません。
コメントできません。
被災者の方々の怒りがヒシヒシと伝わってきます。
しかしながら、不満を訴えるだけでは何も始まらない…
ということで交換会開始。

両地区から現状の報告がありました。
いろいろな意見が出たところで、
復興に向けて地域全体で考えていかなければいけない!ということで
とちぎのキミジマさんより“復興デザイン(将来ビジョン)”についての説明がありました。
(内容は、キミジマさんから説明してもらうとして省略します)
現状に困窮し、先を考えられない現状にある被災者の皆さんからすれば
ピンとこない内容だったのかもしれませんが、
将来の目標をきちんと考えておかなければ、
春の雪解け後の山に戻ってから考え始めるのでは遅いのです。
復興デザインを考え始められるように
地域がまとまって、話し合って、課題を共有して、
問題解決してゆきましょう。
“山に帰る!”という目標に向かって!
- 2008/12/03(水) 23:05:45|
- 岩手・宮城内陸地震
-
-