DRT二日目の朝もすばらしく晴れ渡りました


朝からチェーンソーのチェーンのメンテナンスのレクチャー


道具は、いざという時に本領を発揮できないと困ります。
常日頃から愛情をかけてないと、いけませんね。

君嶋さんのロープワークも。
ヤマヤさん他みんなで作った炊き出しでおなかを満たし二日目の講習の始まりです。
始まる早々に「昼には雨だな・・・」と、宮城の皆さんの話。
蔵王の山ににわかに暗雲が流れ込んできていました。
雨に降られる前にと講習は、昨日やったことの総仕上げとして
会場の使用していない電柱の撤去、U字溝の移動および切断、
そして、女性陣全員で行なった角材や丸太をまき用に短く切る作業。



女性5名でチェーンソーを使って切り始める。
はじめは恐る恐るだったのに慣れてくるとガンガン切ります。
山だった木材は、短いまきの山になりました。
途中、U字溝のジャッキアップの説明。
山形から夜勤明けに参加してくれた“ジャッキー”さん。
油圧式のジャッキの使用注意点(特に下ろす時)や
車のジャッキの使用方法などの説明がありました。


4年前の塩谷で子供が亡くなられた倒壊家屋には、多数のジャッキが見つかったそうです。
地域の皆さんが車からかき集め、押しつぶされた屋根を押し上げる
救出作業を行ないました。地震から2時間の必死の作業。
真っ暗な闇の中、助けを求める声を助けるべく動いた地域の皆さん。
地域の力、助け合いの形があったからこその話。
これが都市部では・・・
それぞれの作業が終了し、講習も終了。
蔵王の山には、なんと虹がかかっていました。

講習は雨に降られずに、無事に終了することが出来ました。

全国各地から参加された皆さん、大変お疲れ様でした。
今後、この講習が役立つようなことがないことが一番の理想ですが
現実問題として、災害の発生頻度は高い確率にあります。
近い将来に起きる災害に備えて、皆さん地元に戻って
技術の向上と、地元への地域力向上の働きかけを進めて行きましょう!
その後、参加者の何名かが、くりこま応援の会に
”カレーの日”の応援に駆けつけてくれました。
- 2008/11/03(月) 23:21:14|
- その他地域
-
-