私たちは、那須水害10年目イベントで、防災ゲームを行いました。
私自身、那須水害当時は会社から物資を提供したのを覚えているくらいで、現地に行ったわけでもなく、あまり記憶にあるものではありませんでした。しかしその後参加した新潟県の燕三条での水害の経験と、前日会場近くの宿泊した民家の方の話や、那須の方の話を聞いて、水害の恐ろしさについて改めて考え直す機会となりました。
さて、「なすっこ防災ゲーム」の内容は、地震が起こったと仮定して、自宅から避難所までの道のりでの近所の方との協力や助け合いを学ぶものです。避難するリュックの中身だけで、応急手当をしたり、初期消火の手伝いをしたり、ライフラインが止まった状況でのトイレを考えたりといった内容です。
参加者は親子、兄弟、友達などで、20組以上の参加がありました。小学校低学年には少し難しい内容でしたが、がんばって考えて挑戦してくれました。大人が思いつかないような答えがたくさんあり、僕たちが驚かされることが多々あり、とても楽しく勉強になりました。
これを機会に、家族で防災のことを考えるきっかけになるといいなと思います。
ゲーム以外にも、水害プチ問題として「知ってるかな?」と題して3択問題も準備しました。那須水害時の降雨量は何ミリ?、避難する警報はどんなものがあるか?降雨量何ミリ以上でどれくらいの被害が想定されるか?なども展示し考えてもらいました。


また、那須水害からのオールとちぎの活動の様子をパネルにまとめて展示しました。



地元那須の方や、和南津の方、オールとちぎのみんなとの交流ができて楽しく勉強になった2日間でした。
岩手宮城地震のボランティア活動募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

今回、模擬店の一部ではリユース食器が使われていました。(見ずらいけれど、左側の軽トラに洗浄システムが設置されています)今後もこのようなエコな活動が広がるといいなと思いました。
災害(防災)ボランティアオールとちぎ 関口
- 2008/09/10(水) 20:34:54|
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