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おるとちのぶろぐ

新潟中越地震を期に発足した『災害ボランティアオールとちぎ』の情報発信ブログです。

寒波に負けずに 急がば回れ

24日、栃木と川口の交流に温まった後、木沢ハウスへ
昨夜の吹雪では大雪にはならず積雪は10cmは程でした。
天気も落ち着き、木沢ハウスのお隣の福太郎さん宅の雪かきを行ないました。
2mは越える雪の壁を掘り続け、和南津4人衆が木沢についた頃には既に終りに近づき…
UFCの若者他の活躍で、キレイに除雪完了です。
仕事の後は…若者達は、ソリ遊びに、かまくら作りに勤しみ始めました。
残った女性陣他は、木沢ハウス玄関前の雪山の撤去を!
スノーダンプとスコップを使って見る見るうちに山はなくなりました。
また、木沢ハウスの薪用木材の切断作業もしました。
みんな揃って昼食をとり、木沢ハウスの掃除を行い、あぐりの里で土産を買い、
給油を済ませて13:40栃木へと出発しました。

関越道にのり関越トンネルを過ぎた辺りまでは帰路は順調でした。
水上辺りで交通渋滞の表示が。
赤城辺りで事故発生!沼田-赤城間は通行止め
断続的な渋滞が始まり栃木への帰宅が遅れるなぁ~とその時は思っただけでした。
通行止めなら沼田で下りて国道を南下するしかない。
しかし、沼田ICを下りずに次々と通過する車が…
我ら栃木隊の3台も、事故の処理が済んだものと思い込み沼田で下りずに直進しました。

しかし、それからが長かった。
やはり渋滞に巻き込まれました。
通行止めなら、道路を閉鎖してくれればいいのに!!
と言う自分達の判断ミスを悔やみながらも長い々渋滞に耐えました。
3時間近く経ったぐらいに昭和ICで関越道とサヨナラしました。
ICを下りてからトイレへ行きたいという状態と帰路を急ぎたいという思いとで
何故か新雪の田舎道をひた走り…というより爆走状態でした。
国道に出ればよかったのですが、後の祭りでした。とほほ…
雪の降りは強まり、夕暮れと共に視界は悪くなり、
圧雪してない道では立ち往生する車も何台かありました。
が、救助する余裕もなくひたすら田舎の山道を迷走しました。
迷走の末、冬季以外はいつも利用している通称:黒保根ルートで帰ることになりました。
黒保根ルートは、交通量もそこそこあり、除雪もしてあり運転しやすかったです。
途中、減速車が邪魔して上り坂を登りきれずに立ち往生した車も。
日光で県北組と宇都宮組とに分かれ、さくら市に到着したのは21:40でした。

参加者の皆さん、8時間にも及ぶ移動、大変お疲れ様でした。
あの知らない山での豪雪の中、事故もなく栃木に帰れた事にホット安堵しました。

今回の教訓  嵐が来ても 急がば回れ!

これに懲りずにまた参加してくださいねぇ~
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  1. 2008/02/27(水) 00:02:13|
  2. 新潟中越地震

嵐の夜に…  火ぼたる消えたが交流の灯火再び…

2月23日の“かわぐち雪洞火ぼたる祭”に参加した栃木の一行は、
平澤さんのつきたてお餅を食べて、火が灯った雪洞を見ようと会場へ

しかーし、外は相変わらずの吹雪~/////////
会場には人がいない。
片付け作業に追われるスタッフの姿だけがありました。
昼から吹き荒れた吹雪にテントが飛ばされそうになり撤去したとか。
ロウソクに灯した炎も強風にいとも簡単に消えてゆき~~~
会場に作られた巨大なかまくらだけにわずかに光が燈っていました。
強風の為、花火も予定よりも早い時間に打ち上げたそうです。
雪洞まつりの幻想的な風景を見たかった…
けれど天気ばかりはどうしようもありませんね!また、来年来るとしますかっ!

気を取り直して“名湯 和楽美の湯”へ
そこへ和南津の丸山氏からお誘いがあり女性人4名が、和南津へ向かいました。
和南津も木沢同様に強風が吹き荒れていて風が吹くたびに地響きが聞こえます。
今回お邪魔した4名の中に、震災から1年が過ぎた冬に
”和南津の皆さんを栃木に呼んじゃうツアー”の出資者の松本さんがいました。
今回、松本さんが川口に来る事を知った丸山さんが、
是非とも松本さんと話しがしたい!と。
見ず知らずの被災者を招待するという心意気というか、どのような人なのか…?
やはり謎だったようなので今回の丸山家宿泊と相成りました。
震災直後の映像を見て涙した事や
実際に被災地で活動(炊き出し)した時の話しなどを交えて
松本さんの人となりを知ることが出来ました。

その頃、木沢ハウスの皆さんはというと。。。
それは後ほど…

翌朝、魚沼産のお米で美味しい朝ご飯を頂いた後、
“栃木に呼んじゃうツアー”に参加希望だったが行くことが出来なかった方と
ツアー後から松本さんと電話のやり取りが始まった方が丸山家に。
あのツアーの実施に至るまでの経緯を改めて話して頂きました。
外は強風吹き荒れた川口町でしたが、温かな交流がありました。
丸山さん、和南津の皆さん、ありがとうございました。
  1. 2008/02/26(火) 20:43:40|
  2. 新潟中越地震

新潟地吹雪体験!?してきました・・・

日本海側に大雪・強風・高潮を起した低気圧が通過していた
2月23日(土)24日(日)に、とても貴重な体験をしてきました。
とても沢山の経験をしたので、何回かに分けてお伝えします。

23日に開催予定の“越後かわぐち雪洞火ぼたる祭”の会場設営ボランティアに
参加すべく、栃木より12名で川口町入りしました。
今回は、UFC(宇都宮未来クラブ)の中学、高校、大学生の5名の参加もあって
しばらくぶりの大所帯での参加でした。
9:00のボラ集合時間に遅れること1時間の10:00に雪ぼたるの会場に到着。
地元の方々に混じって沢山のボランティアが姿がありました。
活動内容は、会場に雪洞を沢山作る作業。
バケツに雪を詰めて、ひっくり返し、その雪にロウソクを入れる穴を空け、
そこに紙コップに入れたロウソクを入れる作業。
到着時に曇天だった空は、見る見るうちに暗くなり・・・予想していた雪・・・
ではなく雨が降り出しました。多少の雨なら・・・と作業を続ける皆さん。
しかし、雨は強くなるばかりでした。
カッパに着替えて作業再開し、なんとか設営完了です。
しかしながら、祭り開始時刻の12:00には風も強くなり
屋台のテントがバタバタと音を立てていました。
みぞれ混じりの強風の中、地元の方々が用意した屋台を回り食料調達。
雨と強風で体が冷え切っていたので、今回の宿である“木沢ハウス”に避難しました。

汗と雨で濡れた衣服を乾かし、屋台で買った食材で温まりました。
外は横なぐりの雪。それって“吹雪”!!
少しだけ休んだ後、無謀にも会場に戻ってイベントに参加しました。
今回初めて開催するという“雪積み合戦”
3年前の被災地でボランティア活動をしてきたボランティア仲間からのお誘いで
“雪積み合戦”に参加しました。
5名1組で道具(重機は不可)を使って、1時間でどこまで高く積み上げることが出来るか!
というごくごく単純な競技。
今回UFCから参加の中学と大学の男子2名に白羽の矢が当たり・・・
我ら“チームボランティア”以外には、地元に混じって東京の狛江市からの参加もありました。

強風吹き荒れる中、雪積みスタート!
ごくごく単純にスコップで雪を積み上げる組。
型にはめてブロック状にした雪を積み上げる組。
非雪国で形成されたチームボランティアは、雪洞を積み重ねる方法。
吹雪の中、黙々と雪と戦うこと1時間。
この日の天気は、年に1度あるかないかの吹雪だったようでした。
途中、参加者へNHKの取材もあったりしました。
結果はというと、15組中7位と大健闘でした。
小林君、増田君、いきなりの雪積み合戦への参戦、お疲れ様でした。

冷え切った体を温かい“あぐり汁”で温めてから木沢ハウスへ。
皆であったか鍋で夕食を。
家主の平澤さんがつきたて餅を振舞ってくれました。
木沢で採れた黒豆で作ったきな粉は絶品で、
つきたてのお餅で”きな粉餅”を頂きました。
平澤さん、ご馳走様でした。

その後の様子はまた後ほど・・・


  1. 2008/02/25(月) 21:37:11|
  2. 新潟中越地震

第3回静岡県内外の災害ボラ~ 参加してきました vol.2

 昨日の続き!

 県外組みは 1.小田原ルート 2.御殿場ルート 3.山梨ルート 4.湖西ルートが考えられそうだという、一定の結論がでた??
 同じく、隣の会場で黒澤さんが建機?工作機?を大量に持ち込んで、説明していました。たくさんの人が集まっていました。皆、見たことも無いような道具たちを見て、熱心に質問していました。
 中には「どこの業者さん」なのか?と勘違いされた方も・・・
 さらに、NTT西日本の災害伝言ダイアル体験。サンダーバード感覚のアンテナと装置の数々(カッコイイ)
 さらに、ここの職員の人が秋田でムギ丼が捕まえた、「サンショウオ」に感動していました。
 地元の人と県外者がみんなで考え、みんなで悩んで盛大にできたと感じています。
 帰り道、北海道の山口さんと黒澤さん、矢野さん、モミの4人でいろいろなことを話しました。

 さらに、おいしい魚、ご馳走様でした(°o°!

  1. 2008/02/25(月) 12:51:01|
  2. その他地域

第3回静岡県内外の災害ボラ~ 参加してきました vol.1

 2月23、24日にモミー(最近は髪の毛がだいぶ伸びました。)と矢野さん(22日から参加)で静岡市に行って着ました。
 今回は「第3回静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」です。
 これは・・・簡単に言うと東海地震の際に「栃木」として「何をどのようにするのか」という大変重要で難しい課題を地元の人たちと検討してきました。
 自分自身、静岡県には知り合いは・・・一人いました!がほとんど地域の知識がありません。
 自分が参加してきたのは、伊豆半島の本州とのつけ根?伊豆の国市と伊豆市周辺の図上訓練です。すっかり地元の人たちとも仲良くなりました。「オルとち」もここに行くことになるのかな?
 しかし、東海地震の規模は創造を絶するもので、簡単には地域に行くことすらできないことを知りました。
 いろいろな進入ルートを模索しながら、勉強してきました。
 帰ってきたばかりで、疲れたのでvol.2に期待してね
 寝るよ!


追伸:暴風で新幹線が1時間遅れました。また、杉並木が倒れたそうな・・・ 
    たった2日、地元を離れただけでも・・・


  1. 2008/02/24(日) 23:58:08|
  2. その他地域

3月1~2、3日イベント手伝いボラ募集!!

3月1~2、3日の日程で、川口町で「Song of the Earth in Niigata 2008」のイベントが開催されます。おるとちと致しましては、ゆかりの深いの川口町での開催もあり、イベント内のブースで「食交子」を販売します。
 そのお手伝いボラを募集しています。あわせて、雪堀りを行う予定でいます。
ボラに参加して川口町を利用された方は出来れば参加していただきたいです。

by アー町

イベントの詳しい内容は

http://www.candlejune.jp
  1. 2008/02/16(土) 17:37:25|
  2. 新潟中越沖地震

川口の衆来たる!

2月13日(水)、川口町から3名の皆さんが
オールとちぎの事務所となっている、とちぎボランティアネットワークに来てくれました。

目的は、川口町から栃木に交流に来る企画の打ち合わせ。
先日、同町木沢地区の皆さんが阪神大震災の被災地・神戸を訪れたように、
被災地同士の繋がりを深める意味で企画したいと。
栃木県は、比較的災害の少ない地域ですが、10年前の那須水害や
かなり前の茂木水害などもあります。
そういった被災地との交流の機会を持ち、継続したい!
3年前の中越地震の時には、同町和南津地区の八郎場にて
“那須の恩返し隊”が、落語をはじめとしたイベントを開催しています。
具体的な交流場所は、企画段階中・・・
地域と地域とが繋がりあって、中山間地域が活性化することを
実現してゆきたいものです。

新潟の方々がVネットに来る!ということで、
ゴスペルグループ“B・B・V”の皆さんも来てくれました。
予想外の再会に丸山さんは感激し、
その日行なわれていたBBVの練習にお邪魔して来ました。

平澤さん、丸山さん、米山さん遠いところありがとうございました。

交流企画の内容が決まりましたら、お知らせします。

  1. 2008/02/14(木) 00:00:37|
  2. 新潟中越地震

栃木の“つながりすと”集まる!

2月10日、「栃木ボランティア・市民活動フォーラム2008&NPO見本市」が
栃木県内各地で活動する市民団体・NPO・企業などが集まり、
とちぎ健康の森で開催されました。

今回で5回目をむかえるフォーラムは、「栃木ボランティア・市民活動フォーラム実行委員会」と
「栃木県」が主催し、NPO法人とちぎボランティアネットワークが実施・運営しました。
前日からの降雪に出足が心配されましたが、当日は晴天に恵まれ、
会場は多くの参加者の熱気に包まれました。

今回オールとちぎは、9つある分科会のうちの第2分科会の運営を行ないました。
テーマは、「首都直下型地震」発生!
 ~そのとき栃木から災害ボランティアは何をするか??
講師に東京災害ボランティアネットワーク事務局次長の福田信章氏をむかえ、
阪神・淡路大震災でのボランティア活動を通して、発災後に起きる様々な事柄を、
写真やデータを基に話しを聞きました。
その後、オルとちスタッフも入ってワークショップを実施しました。
生憎ワークショップの時間が少なく、参加者の皆さんから多くの声を聞き出す
事が出来ませんでしたが、”日常生活の中でやること・すべきこと”のヒントを
見つけ出せたのではないでしょうか。

分科会の他、NPO見本市にも参加しました。
昨年の中越沖地震での活動の様子を、写真などでパネル展示。
オールとちぎの活動のパンフレットも配布しました。
参加された福田知事にもPRしましたよ。
今回のNOP見本市、実に62もの団体の参加がありました。
全てのブースを見ることは出来ませんでしたが、栃木県内外で活動する
様々な団体があることを知り、視野が広がりました。
今回のテーマ“みんなつながりすと”にあるように、
人と人とが繋がれば大きな力になる!ことを実感した一日でした。
  1. 2008/02/11(月) 23:26:25|
  2. 栃木県内の活動

柏崎市宮川地区の餅つき&マッサージ

1月27日(日)
朝から「八王子ハウス」の雪堀からスタートしました。
朝6時から約2時間程みんなで頑張って汗をかきました。
これで少しの間は安心できそうです。
そして、八王子ハウスを出発して柏崎市宮川地区へ移動。

2ヶ月ぶりの宮川地区は、いつもと変わらない様子で、静まり返っていました。
どのくらい集まってくれるか、心配しながら区長さんにご挨拶を済ませ、
コミュニティセンターへ荷物を運び込み、早速セッティング開始。
調理室をお借りしてもち米を蒸し、ホールでは餅つきの準備に追われていました。
当初の予定より少し遅れておりましたが、続々と地区の方々が集まり始めました。
寒いホールで待たせるのも、ということで1Fの和室を借りて昨日に続き
宮村さんがここでも歌の披露と体操などで交流を深めておりました。
皆さんもお茶とお菓子を頂きながら、楽しいそうに過ごしていました。
知らないうちに和室も20名以上でいっぱいになっていました。

その間に途切れなく地域の方々が訪れて、ガラ-んとしたホールも
たくさんの人で賑わっておりました。
今か今かと餅つきの開始を待っておりました。当初の予想以上の人出で
栃木からのメンバーもびっくり。

待ちに待ったもち米も蒸しあがり、早速餅つき開始。
子供たちも含め、地区の方にも参加して頂いて、掛け声と一緒に
力強くきねを振り下ろしていました。
つく度に「よいしょっ」の掛け声と拍手が会場に響きました。
あっという間に餅もつき上がり、早速みんなで食事開始。
主婦たちも手伝って、のり・きなこ・大根おろし・納豆の4種類をあえて、
あっという間に完食。
暖かいみそ汁も振舞われ、皆さんもおいしそうに食べておりました。
最終的には、約90名ほどが集まって頂きました。

餅つきと同じ頃に、2Fの和室で東京からマッサージボランティアの
「快援隊」(かいえんたい)の先生方4名がマッサージを行いました。
もちろん、プロの先生たちばかりです。訪れてきた方たちは、
みんな気持ちよさそうにマッサージを受けていました。
日頃からの疲れもすっかり取れたと思います。

今回、この地区での餅つきは初めてでした。
「何十年ぶりの餅つきだったよ」という言葉にびっくりしました。
最近は環境も変わり,このような餅つきは滅多にないというのです。
中には嬉し涙を流していた方もいました。
そして、何よりこのイベントを通じて離れ離れになっていた方々も、
お互いに久しぶりの再会を果たしておりました。

「来てくれて本当にありがとう」、「これで元気になりました」。
中越沖地震から半年、そして新潟は寒さが厳しい。
でも、今回の餅つきによって被災地で今も不自由な生活を強いられている方々に
少しでも元気を与えることができたと思います。
これからも、地域の方の力になれればいいと思っています。
3月には違う企画を予定しております。
多数のご参加をおまちしております。
  1. 2008/02/02(土) 13:54:30|
  2. 新潟中越沖地震

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